
ISO品質規格審査員登録の維持は継続的専門能力開発をしないとならんのよ。
んで、年間一定の学習を進めないとならないということで、ビデオ見て、この本読んでレポート書いたわけさ。
もう、結構立て込んでてあれもこれもで勉強する暇なかったんでギリギリ期限超えて?出したわけよ。
どうやら、期限超えても大丈夫そうだと書いてあったのでダメもとで出してみたってとこ。
んで、ISO9001の品質マネジメントシステムのことを簡単に。
品質管理するのに大事な考え方や仕組みで、かつ、そのような仕組みに実際なっているんですか?ってところまで突っ込んで考えていくことが品質マネジメントシステムってざっくり説明。
もう少し、詳しくすると、本の題名のようにプロセスアプローチという考え方が中身といっても過言ではない内容でないかなと思ってます。
んで、買って読んでみたけど、結構読みやすかったよ。
専門用語ほとんど使ってないけど、プロセスアプローチを良く説明できてるんでないかなと思った。
そのプロセスアプローチって何だってことなんだけど、要は、業務なり仕事なりって切り取って考えるんでなくて大きな全体で考えると、あるものから一つの物・サービスに転化してるわけなんですね。
それって、製品だったら原材料があって加工されて製品になるみたいな流れですやん。
したら、サービスはって?なりますが、これは、顧客の需要ですな。
何をしてほしいかっていう願望がサービスになりますよね。
その何かから物やサービスになる流れの全部をもってプロセスって言えますよねっていうことで、とりあえず、全体で見たとしてもその全体がプロセスの塊にみえるよねって。
全体を一つのプロセスで置いたとしても、一つ一つ切り取ればそれも一つのプロセスとして考えれますよーって
例えば製造過程で、A→Bに加工するとしたら、次はB→Cにするといったことがあります。
Bにする過程は、Aがないとならないんだけど、全体で見たらA→Cに見えるでしょ。
鉄から車的な。
そうでなくて、森を見て木を見る的な感じなんですよ。
ここで言いたいのは、全体で捉えるプロセスの工程の考え方も、切り取られた部門の工程の考え方も一つのプロセスとしての考え方は同じだから、プロセスの維持改善の仕方が本当の意味で理解していれば、全体も部分的な個所も同じように見てダメなところは常に改善して品質の維持や発展につなげることができるでしょっていう、これがプロセスアプローチっていう考え方なんよ。
長い!
つまり、過程よければ結果が付いてくるっていうプロセス論ってこと。
因果関係にプロセスを重視してるってこと。
だから、何か失敗したときに、また、アイツかー!ってことよくあるけど、ISOの観点だとそうならないんよ。
何でアイツばっかり間違えるんだ?ってことを考えるんです。
すると、教育が悪いのか、仕事の受けが悪いのか、検査が悪いのか、ってところに目をやりその不十分なところを特定して改善につなげるって考えなんですね。
結果論重視だと、結果がすべてなので個人攻撃したり感情論になりやすい。だから、たまたまうまくいっていた商売も悪くなると何が悪いのかがわからんくなってしまうんでないんかなって思うんよ。
考え方がなれていないと、いざ、見直しや改善や方針転換を考えたとしても、何となくでやってしまって次に伴わないってこともあると思います。
それを伴わせることができたり、結果につなげられるプロセスアプローチってすごくいい考え方に聞こえるでしょ?
私も、そう、思うんですけどね。
これが、まだ、さわりだから良く聞こえるんですよ。
中身の業務とその管理とその管理もしっかりできてるのかっていう監査までしっかり考えるとこれがけっこう重たいんですね。
だって、失敗したらうにゃうにゃにできなくて記録に残さないとならないわけで、仮に、うにゃうにゃにしたとしても、そのうにゃうにゃになった原因を追究するんですね。
したら、個人の問題なのか上司の監視・管理の問題なのかってなってくるわけなんよ。
小さなほころびから大きくなるから、こういうことなんだろうけどね。
だから、やるならちゃんとやらないとあんまり意味ないかなって思います。
でも、いきなり、ガチガチにやるんでなくて考え方から初めてそれを自社のニュアンスに落とし込むということなんでしょうね。
最初からハードルを上げてもだめだし、かといって、当たり障りのないハードルでもやる意味ないしってとこですね。
今回の勉強での感想ですけどね、話題が飛んじゃうけどデザイン経営やデザイン的思考にも似てる部分もあるなってことがあったね。
多分、いろんな人がいろんな角度で考えてその分野の言葉を使うから同じようなことを言ってたとしても、違うものとして見てしまうのかもしれないのかなって。
私は、法律が好きだから、法律ってガチガチに考えるように思えるけど、意外にそうでない。
まず、事実認定なんて何をもってその法律に当てはめれるだけの事実なんですかってことを認定するわけですよ。
ただのうっかり忘れなのかそれとも故意に売上抜いたのかって。
こっちで伝票書いてあって、会計ソフトに入力されていないってなっても、たまたま、忘れただけでその原因も回収が遅れていたので現金で受け取りにいって通常の振込と処理が違ったので忘れてしまったのか、敢えて隠すために振込にしないで現金で受け取ったのかって。
そこに法律を当てはめるときは重加算税の隠ぺいまたは仮装行為に当てはめるんですね。
だから、その取引や行為の真意をどうとらえるかって法律ではよくあるんです。
解釈なのか事実認定なのかって問題です。
解釈であったとしてもその法律の意味内容(隠ぺいまたは仮装行為)はこういう意味内容も含まれているのかいないのか。
それは法律の趣旨を考えるとこうだからこうだとか、いや、法律は文言のみで揺らぎがあると危険だとかなんとか。
いろいろありますね。
だから、物事をよく考えて見極めるってのが大事なんだけど、私はこういうことをモンモンと考えるのが好きっていうのがあります。
今回のレポートでもそういったものがアプローチを変えてものの本質が垣間見えていたのかなって思ってますけどね。
だから、言葉に踊らされないで、分野が違うからということでもなく、固定観念をなくして、それらが示すボンヤリとした本質にたどり着ければいいなっていうところですかね。
まだまだ、勉強が足りませんが、また、少し近づくことができたかなって思っているので、中々いい機会でしたよ。
とりあえず、昼寝だな!